ましもと内科呼吸器科

肺機能検査(SP-390  COPD)

 
検査費用(保険3割負担の目安) 990
肺機能検査とは

 肺機能検査(スパイロメトリー)は、肺の換気機能(息を吸ったり吐いたりする能力)を調べる検査です。
 当院では主に次の目的で行われます:
 ・息切れや咳、喘鳴(ゼーゼー)の原因検索
 ・COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息の診断・重症度判定
 ・間質性肺炎の診断、経過観察

主な測定項目

項目

内容

正常値との比較

%肺活量

最大限に息を吸ってから吐き出した空気の量(肺活量)を年齢・身長・性別から予測される値と比較したもの

80%以上が正常

一秒量(FEV₁)

力いっぱい吐き出した最初の1秒間の空気の量

年齢・体格に応じた基準値と比較

一秒率(FEV₁%)

一秒量FEV₁を努力肺活量で割った割合

70%以上が正常

フローボリューム曲線

呼吸の速さと量をグラフ化し、気道の狭さや呼吸筋の状態を評価

曲線の形で閉塞性・拘束性障害を判別

肺機能検査の実際

Google Geminiで作成

どんな病気がわかる?
 肺機能検査の異常は閉塞性換気障害、拘束性換気障害、混合性障害の3つに分けられます。

 ・閉塞性換気障害(気管支が閉じやすくなり、吸った空気が吐けない状態)
   :気管支喘息、COPDなど
   → 一秒率が低下(70%未満)、フローボリューム曲線が特徴的な形に

 ・拘束性換気障害(肺や胸郭が硬くなり、息が吸いにくい状態)
   :間質性肺炎、胸郭変形、神経筋疾患など
   → 肺活量が低下(80%未満)、フローボリューム曲線全体が小さくなる

 ・混合性障害:閉塞+拘束が同時に存在する病態